ModelCompare
FEMモデル比較プラグインツール
ModelCompareは有限要素(FE)プリポストプロセッシング用プラグインツールです。 2つの類似したFEモデルを比較し、形状(メッシュ)、マテリアルID、板厚などの相違点を表示します。
メッシュで表現された形状に基づいて2つのモデル間の相違点を識別します。パーツID (PID)やパーツの名前、タイトルには依存しません。 特殊なマッピング技術を駆使し、非常に短い時間で結果を出力します。
私たちは2016年に独scapos社からModelCompareを北米および日本でマーケティング、販売、サポートする権利を取得しています。
CAEに関わるすべての部署やグループは、形状、マテリアル、境界条件が異なる多数の設計仕様を比較検討する必要があります。ModelCompareを使用すると2つの類似したFEモデルの相違点を瞬時に検出できます。ユーザーの可視化ツール内でFEモデルの比較を迅速に行えるので、相違点の判断が非常に容易になります。
変更を文書化のため、PDFレポートを生成することができます。
シームレスなインターフェイス
ModelCompareは独GNS社製Animator用のプラグインツールで、ユーザーの可視化ツールとシームレスに連携する多機能なインターフェイスとして利用できます。スタンドアローンツールとしての利用も可能です。
形状変更
2つの類似したFEモデルの形状変更を形状の節点座標位置に基づいて正確に評価し、可視化します。パーツのPID、 NAMEやTITLEには依存しません。
重複パーツ
1つのモデル内で複数回現れる同じ形状と同じメッシュを持つパーツは、それらの向きに関係なく識別します。
複数パーツ
一方のモデルで単一であるパーツが他方のモデルでは複数に分割されている場合、単一パーツが複数パーツから成るパーツセットに変更されたと識別し、検出します。
パーツと要素
一方のモデルで追加されたパーツや削除されたパーツを効率的に検出し、可視化します。不適切なメッシュなどが原因で欠落している要素の検出も可能です。
マテリアルIDと板厚
両モデル間におけるマテリアルIDと板厚の違いを検出します。板厚の違いはパーツごともしくは要素ごとに検出可能です。
スポット溶接と剛体要素
パーツの識別子、要素の識別子、接続するパーツなどにおけるスポット溶接の属性の違いおよび追加されたスポット溶接と欠落したスポット溶接を識別し、表示します。さらに剛体要素(RBE)のマスターノードとスレーブノードの位置の違いも検出します。
レポート機能