Animator4 v2.8.0 機能評価 リリースのお知らせ(2025.10.2)
日本CDH株式会社は、「Animator4 v2.8.0 機能評価」をリリースいたしました。
今回のマイナーバージョンアップでは、Euro NCAP/C-NCAPで導入が進んでいるVirtual Testing(VT)評価への対応を進める為に内蔵Pythonモジュールバージョンをv3.10.13 からv3.12.11へアップグレードしました。
最新のv2.8.0をお客様にいち早くご利用いただく為に、通常の国内リリース準備の一部を省略した機能評価リリースを実施いたします。
今回の機能評価リリースでは、
- 新機能に関するお問い合わせの回答迄に時間を要する場合が有ります
- 通常リリースで同時に配布開始する日本語資料の一部提供が有りません
現在、開発元ではお客様からのご指摘を基に安定性向上に務めております。
また、次期バージョンのv2.8.1では、VT評価用の各種ツールを組み込みPythonスクリプトとして提供開始する予定です。
※ 次期バージョンの国内リリースは2026年初頭を予定しています。
是非この機会に最新のv2.8.0をお試しいただければ幸いでございます。
【主な新機能/機能追加と向上点】
■ General
・Python 3.12.11へアップグレード
・Database4(*.a4db)内Curveデータを直接操作可能なPythonモジュールを提供
■ Model data
・ide mid コマンドで材料特性(密度、ポアソン比、ヤング率)の取得が可能
※インプットファイルから形状データを読み込むか、LS-DYNAの場合は、d3plotと同じ場所にd3hspファイルが有る場合
■ Curve List
・波形データの探索性を向上するマルチフィルタリング機能を実装
・ダイアログウィンドウ内の任意の列を固定表示が可能
■ Video
・動画上ピクセルのトレース及び移動量の波形出力が可能
■ Interface
・次の2つのファイル形式をサポート
VTK(.vtu, .vtp)(三角形、四面体などの任意形状を含む3Dメッシュ)
MxSim (.mxdb, .mxdb0)Maixi Software社(https://mxcae.com/)製ソルバ
他
※ v2.5.3より、Linux版バッチ(FBO)の動作にX serverシステムの起動("startx")は不要です。
ただし、"X Window System"に含まれるライブラリへの依存関係を持つため、"X Window System"のインストール(yum groupinstall "X Window System" 等)は必要です。
v2.6.0以降では、 "X Window System"のインストール無しでLinux版バッチ(FBO)が動作する様に仕様を変更しました。
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◆ダウンロード◆
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モジュールおよびデリバリーデータベースは以下ユーザー専用ページよりダウンロードをお願いします。
リリースノートやマニュアルなどのドキュメントにつきましてもこちらでご確認いただけます。
ユーザー専用ページ http://www.cdh.co.jp/jp/support/downloads.html
『Animator』を選択後、お客様のユーザID・パスワードにてログインしてください。
弊社では定期的にデリバリーデータベースのアップデートおよびバグ修正版のリリースを行っております。
常に最新版をご利用くださいますようお願いいたします。
※ユーザー専用ページのログインにはユーザーID・パスワードが必要です。
取得されていないユーザー様はカスタマーリレーションまでご連絡ください。
(IDの発行は、Animatorをご契約いただいている企業の従業員様に限ります。)
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カスタマーリレーション
customer_relation@cdh.co.jp
TEL: 045-478-2277