Animator4 v2.4.4/v2.4.4a リリースのお知らせ(2020.7.20)
日本CDH株式会社は、「Animator4 v2.4.4/v2.4.4a(v2.4.4:Linux版, v2.4.4a:Windows版)」をリリースいたしました。
Animator4_v2.4.4/v2.4.4aは、バグフィックス・バージョンです。 幾つかの有用な新機能も実装されております。
是非この機会にAnimatorバージョンアップをご検討いただければ幸いでございます。
また、今夏中に次期バージョン(v2.4.5)が開発元からリリースされる予定です。
是非ご期待ください。
【主な新機能/機能追加と向上点】
■ Model
・Openダイアログに'AutoScan' チェックボックスを新設
これにより、ファイル選択時のAutoScan動作のON/OFFを制御可能
■ General
・HelpメニューとUtilitiesメニューを改変
'Tcl/Tk', 'Python' 及び、'Session Debugger'メニューをHelpからUtilitiesへ移設しました。
■ LS-Dyna
・環境変数「GNS_DYNA3D_D3HSP_SPOTWELDED_NODES_PID_OFFSET」を追加
d3hsp内のspotweld情報から生成するRBE要素のPIDをオフセット可能
他
【既知のバグ・ご注意頂きたい事柄】
■ General(v2.4.0~)
・ide dst/elo pid … pid … コマンドが正しくない結果を返す場合が有る不具合
※ v2.4.4/v2.4.4aで一部の問題点を修正しましたが、別の関連不具合に対応中です
■ General ・"ide cfr xyz" コマンドが正しく機能しない不具合
■ Abaqus(v2.4.2~)
・Abaqus_ODB結果読み込み時、Beam要素のSectionForce(SF)値を正しく読み込む事が出来ません。
(本件はv2.3.4時点でそれまでの「読み込んだ値のラベル(表示)が異なる」不具合が解消して正常に値が読み込める様になっていましたが、v2.4.2以降では値が正しく読めなくなってしまいました。Beam要素のSF値を評価するには、修正後のバージョンか、Animator4_v2.3.4~v2.4.1の何れかのバージョンをご利用ください)
■ Python-API(v2.4.0~)
・Pythonの機能を強化する拡張ライブラリ・モジュールパッケージとの相性について
現在、scipy、numpy、matplotlib等の拡張モジュールをimportするスクリプトをAnimator4のPython-APIにて断続的に続けて利用することが出来ません。
(2回目にrea pyt/pynを実行するとAnimator4がクラッシュします)
(今回、『WhatsNew_v244-v244a.pdf』に回避策を掲載しました)
■ Python-API(v2.4.0~)
・numpy_1.16.4以降をimportするスクリプトを実行するとAnimator4がクラッシュします。
回避方法: Package Managerにて一旦最新バージョンをインストール後、「Update」ボタン機能からバージョンを指定して再セットアップしてください。この時、指定するバージョンは"1.16.3"としてください。
その他詳細につきましては『WhatsNew_v244-v244a.pdf』をご覧ください。
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◆ダウンロード◆
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モジュールおよびデリバリーデータベースは以下ユーザー専用ページよりダウンロードをお願いします。
リリースノートやマニュアルなどのドキュメントにつきましてもこちらでご確認いただけます。
ユーザー専用ページ http://www.cdh.co.jp/jp/support/downloads.html
『Animator』を選択後、お客様のユーザID・パスワードにてログインしてください。
弊社では定期的にデリバリーデータベースのアップデートおよびバグ修正版のリリースを行っております。
常に最新版をご利用くださいますようお願いいたします。
※ユーザー専用ページのログインにはユーザID・パスワードが必要です。
取得されていないユーザ様はカスタマーリレーションまでご連絡ください。
※CD-ROMにて必要なお客様はお問い合わせください。
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カスタマーリレーション
customer_relation@cdh.co.jp
TEL: 045-478-2277