CDH/OPTRAN V5.0 リリースのお知らせ(2020.4.24)
日本CDH株式会社は、「CDH/OPTRAN V5.0」をリリースいたしました。
2020年2月にリリースした「CDH/OPTRAN V4.4.1」から機能拡張とバグ修正がされております。
【機能拡張】
■ Large Set Displacement(大多数セットの変位): LSDISP機能の追加
■ PPFSUM (ESUM) コマンドの使用
■ CDH/AMLS V5.2をサポート ※
■ Nastran 2019.1をサポート
■ ROA=YES のパフォーマンス向上
■ 周波数依存のCDAMPx要素のサポート
■ 「AMLSMEM」の使用
※ AMLS V5.2r050はODS機能が遅くなるバグが判明しております。AMLSODSオプションをYESで使用する場合は、AMLS V5.1をご使用いただくか、間もなくリリース予定のAMLS V5.2r063をお待ちください。
【バグ修正】
■ Nastranコントロールセクションで定義された大多数セットに起因するAutorequestのエラー/非効率性の修正
■ 流体構造連成ケースにおいて、B2PPエントリで誤った応答結果を返すエラーの修正
■ B2PPエントリで、モーダルタイヤモデルが含まれる場合のSGPPF計算が正しくない問題の修正
■ 複数の流体応答点に対するSGPPF計算で、誤った結果を返すエラーの修正
■ サブケースごとに異なる周波数セットを含む実行において、1つのサブケースに対するERP(等価放射パワー)リクエストがある場合の、ERPの出力周波数セットの誤りを修正
1つのサブケースにさまざまな周波数セットが含まれるERP(等価放射パワー)がリクエストされている場合の、ERPに対する出力周波数セットの誤りを修正
■ 剰余ベクトルに寄与がない相互依存性を持った粘性減衰を含む場合の、剰余ベクトルの計算結果の修正
■ 実稼動モードシェイプ(ODS)の歪みエネルギーと組み合わせたパネル寄与率積分のリクエストの場合、歪みエネルギーがop2ファイルから欠落していたエラーの修正
■ ユーザーが、複数の荷重ケース(および周波数)の、CBUSH要素のすべてのELFORCE出力をリクエストし、「dload=all」を指定して単一のELFORCEリクエストを使用した場合、punchファイル内の出力誤りを修正
■ MSC Nastran 2018 および 2019 でOPTRAN使用した場合、「PARAM, AGGROT, NO」が正しく機能しないエラーの修正
【その他】
■ MSC.Nastran については以下のバージョンをサポートしております。
2014.1 (i4/i8)、2016.1 (i4/i8)、2016.1.1 (i4/i8)、2017.1 (i8)、2017.1.2 (i8)、2018、2018.1、2018.2、2019.0、2019.1
■ CDH/AMLS(CDH/FastFRS)最新版「V5.2 r050」または「V5.1r235」以降のバージョンと合わせてご利用ください。
詳細につきましてはリリースノートをご覧ください。
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◆ダウンロード◆
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モジュールおよびデリバリーデータベースは以下ユーザー専用ページよりダウンロードをお願いします。
リリースノートやマニュアルなどのドキュメントにつきましてもこちらでご確認いただけます。
ユーザー専用ページ
http://www.cdh.co.jp/jp/support/downloads.html
『CDH/OPTRAN』を選択後、お客様のユーザID・パスワードにてログインしてください。
弊社では定期的にデリバリーデータベースのアップデートおよびバグ修正版のリリースを行っております。
常に最新版をご利用くださいますようお願いいたします。
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※CD-ROMにて必要なお客様はお問い合わせください。
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カスタマーリレーション
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